毛の周期というのは、毛は一年を通しては生え続けているのではなく、一定の周期で生えたり抜けたりしています。一見、ずっと同じ毛が残っているように見えますが、実際には、時期が来ると自然に抜け、しばらくするとまた生えてくるというサイクルを繰り返しているのです。

 

毛の周期は、「成長→安定(成長が止まる)→抜ける→しばらく生えてこない(休眠)」でワンサイクルで、サイクルはどの部位でも、そして誰でも同じなのですが、各々どれくらいの期間になっているかは、部位や人によって変わってきます。

 

毛がぬけてしまうと脱毛の施術をしても効果はありません。レーザー脱毛や光を使った脱毛は毛の黒い色を利用しているからで、毛がなくなると目的とする毛穴がわからなくなり、結果、脱毛ができなくなります。

 

永久脱毛で施術を何度も繰り返すのは、この抜けた毛がまた生えてくるのを待つからです。部位によっても毛の周期は違うので、永久脱毛する部位が多くなるほど、施術の回数は増えていきます。

 

全身の毛は半年〜一年ですっかり入れ替わるので、永久脱毛をすると一年かかる理由は、毛の周期によると言えます。

 

ここで、毛を形成するためのパーツについて、詳細に見てみます。知らなくても永久脱毛はできますが、何かあった時や疑問に思った時の参考になるので、知っていても損はありません。また、同じことを説明してくれるエステもあります。

 

毛は、毛幹と毛根に分かれています。

 

毛幹
肌の表面から見えている部分のことで、通常、毛と読んでいるところです。

 

毛根
毛でも肌の表面からは見えていない部分です。

 

毛球部
毛根の根元の部分のことです。よく育毛剤などの宣伝で、毛の根元の断面の絵が出ていますが、その絵にあるように、球根のように膨らんでいます。

 

毛乳頭
毛球部の一番根元の部分のことで、毛細血管を通して毛の生成に必要な栄養分を吸収します。
毛母細胞
毛球部にある毛を生成する細胞で、毛乳頭から送られた栄養分を使って毛を生成します。 毛の黒い色のもとになっているメラニンもここで生成されます。

 

毛包
毛根を保護するように覆っている袋です。

 

〉毛孔〈/u〉
毛穴のことです。 毛穴は汗腺とつながっています。汗が毛穴から出るのはそのためです。

 

毛は抜いても毛母細胞と毛乳頭が残っていれば、また生えてきます。そこで、毛母細胞を破壊すれば毛は作られなくなるので、永久脱毛では、この毛母細胞を破壊します。

 

ただ、実際には脱毛を受ける前に毛の周期を知ることは難しいので、何度か脱毛を繰り返し、様子を見ることになります。